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AGA(男性型脱毛症)

抜け毛・薄毛の治療(AGA)A G Aとは男性に最も多く見られる脱毛症です。他の脱毛症と異なり思春期以降に額の生え際や頭頂部の頭髪が薄くなり、徐々に進行していくのが特徴です。細くて短い髪の毛が増え、全体として薄毛が目立つようになります。

一般的には遺伝やD H T(ジヒドロテストステロン)と言う原因物質が関係すると言われています。A G Aは進行性です。放っておくと徐々に進んで行きます。早めの対処によって進行をある程度抑えることが 出来るようになってきました。その代表的な方法が有効性の高いフィナステリドやデュタステリドといった内服薬や、ミノキシジル外用薬が第一選択となります。

プロペシア(フィナステリド)

日本人の研究においてAGAに有効性が高い薬です。男性ホルモンがジヒドロテストステロン(強力)に変換するのを抑える薬です。女性型脱毛には無効です。

ザガーロと比較すると効果発現は遅くなりますが、最終的な効果は同等といわれておりますので、予防などに用いるにはまずこちらをおすすめしております。

ザガーロ(デュタステリド)

日本を含めた国際的な研究において、その有効性が高いことが証明されています。男性ホルモンがジヒドロテストステロン(強力)に変換するのを抑える薬です。

ザガーロカプセル0.1㎎と0.5㎎があり、0.5㎎の有効性は特に高いと考えられています。40歳以上で脱毛が進行している方はザガーロの方が有効です。フェナステリドと比較して、効果発現が早いというメリットがあります。

ミノキシジル

ミノキシジルは、血管拡張作用があり、海外では降圧薬として使用されています。有害事象で多毛症が認められることから発毛剤として使用されることがあります。しかし、日本皮膚科学会の壮年性脱毛症(男性では、AGA)のガイドラインにおいては、外用が有効性とされる成分ですが、内服は推奨されておりません。内服に関して、詳細な記載、論文が記載されておらず、不明なため推奨度:D(行うべきではない)とされております。しかし、明らかに一定確率でAGA症例に効果が認められており、適切な診断、有害事象の判断が行われれば、利益のある治療と思われます。(個人輸入に関しては、その判断が難しく、様々なリスクを伴います。)

男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

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